TRAVEL TSURU

アイルランドで見つめ直す私の人生

「淵に立つ」と胃袋をつかまれるということ

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ダブリンに帰ってきましたつるとんたんです!

いいですねーダブリン。なんだか気がつかないうちに日照時間が長くなっていました。

そしてちょっとずつ春が近づいてきているようにも感じます。

 

ベルギーでの小話がたくさんあるので、書いていきたいと思います。(またベルギーのお話かよ!ダブリンの情報がほしいわ!って思っている読者の皆さん申し訳ありません。)

本当はデニスさんと小便小僧のお話を一番に書きたかったのですが、張り切って持って行って写真を撮った一眼レフがパソコンとうまく連携せず写真が取り込めない状況に陥り悶絶しております。(くそぅ!( ゚д゚)、ペッ

土日にでも再トライしてみます。

 

ベルギーにいるときにレミさんに誘われてなんと日本映画をみてきました。

「淵に立つ」こちらでの題名は「HARMONIUM」。

私は普段日本映画は見ないのですが、浅野忠信さんが好きだったのと予告が気になったので。

 

www.youtube.com

 

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こちらの映画館は欧州最古のアーケード街、「ギャルリー・サンチュベール」の中にあります。有名な「グランプラス」のすぐそばです。

ベルギーならではだなと思ったのが、字幕がフラマン語とフランス語の両方表示されることです。なんとも不思議な字幕でした。

 

ちょっとだけネタバレしちゃうとこのお話で浅野さんは過去に刑務所に入ってました。私はそのことを冒頭の会話でハッと気がついたのですが、疑問だったのが外国人はいつ浅野さんが刑務所に入っていたことに気がつくんだろうかということでした。

 

「いつでたんだ」

「先月」

「そうか教えてくれたら迎えにいったのに」

 

確かこんな会話が冒頭で流れ、その後も浅野さんの丁寧にお辞儀をする姿、敬語が抜けない姿、ご飯食べるのがものすごい早い姿、寝るときに電気消されて発狂しちゃう姿等が全て刑務所に入っていたことをより裏付けていくのですが、「刑務所」という言葉がでてきません。

 

30分くらいしてようやく「私は過去に刑務所に入っていました」と浅野さんが告白するシーンではじめて「刑務所」という言葉がでてきます。

 

この繊細な描写が外国人には伝わるのだろうかと私は考えていて、映画が終わったあとにワクワクしながら「いつ浅野さんが刑務所に入っていたって気がついた?」とレミに質問したのですが、「あらすじ読んでいたから最初から知ってたよ」と答えられてしまいました!Σ(´∀`;)

くそぅ!本当に外国人の方にこの映画の感想を是非聞きたいですねー。

映画も良かったです。人間の奥底に眠る狂気と衝動的な感情が湧き出てくる映画です。

 

 

さて突然ですが私は料理に関してスーパーずぼらな人間です。

これはダブリン篇でまとめて書こうと思うのですが、アイルランドでワーホリしている人の中で(もちろん男子も含めて)間違いなくトップに食い込んでくるであろう「料理しない人」です(全く自慢にも何にもなりません\(^o^)/

 

ベジタリアンでもないのにベジタリアンのような生活をしてます。

どういうことかと言いますと、

 

魚→高いし調理法が全くわからないので買わない

肉→同じく調理するのが面倒だという理由で買わない。たまに無性に食べたくなったらハムや生ハムを買ってつまみます。

野菜→切って茹でて塩と醤油かけたらいけるねってことで買います。

 

こう自分で書いてみて本当にひどいですね、私の食生活(´・ω・`)

 

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ベルギーにいたころは「料理をしない」ことにさらに拍車がかかりこの日清焼きそば様に大変お世話になっていました。(週4,5日のレベルでした)

 

対照的にレミさんはものすごい料理上手です。

家でホームパーティーを開く際は自らサラダ、おつまみ、キッシュ、メイン、アップルタルト、パウンドケーキを作りみんなにサーブしておりました。(レミさんは次元を超えたエンターテイナーです)

なので私はレミさんと遊ぶときは「料理を作ってくれ」と必死の表情でねだります。

 

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こんな感じでちゃちゃっと作ってくれます。

 

そして今回、就活ストレスで完全に体調を壊してロクなものを食べていなかった私の胃にはこの料理が大変沁みました(´;ω;`)(まいうー!連発です)

 

そしてこの時初めて気がついたのです!!

 

これが世の男性が言う「胃袋をつかまれる」ということなのか!!Σ(゚Д゚ υ)

 

疲れ切った体に手料理というのは最高の至福ですね、皆さん。

私は手料理の素晴らしさを28歳にして物凄く学びましたよ。

 

「レミ、君が将来結婚したら君の奥さんは本当に幸せ者だよ」というと「僕は奥さんにも料理してほしいけどね」まさにぐうの音もでません!

 

私は仕事もしつつ旦那さんの為に料理を作っている日本中の女性の皆さんを心の底から尊敬しております( ´ⅴ`)

みんなスーパーワンダーウーマンです。

日本中の旦那さん、「毎日おいしいご飯作ってくれてありがとう。愛しているよ❤」って今日言いましょう。絶対言いましょう!

 

 

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