TRAVEL TSURU

アイルランドで見つめ直す私の人生

オランダ イタリアンガールを訪ねる

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日本に一時帰国する前に実はオランダにちょっとだけいました!たまたまとった航空券がオランダから日本だったのでせっかくだから友達を訪ねようと急遽連絡してお家に泊めてもらうことに!彼女はホームステイで2週間一緒だった女の子で今はイタリア人の旦那さんの仕事の関係で2年間オランダに住んでいるのです。

 

最初はアイルランドからオランダの航空券を買おうと思ったのですが直近だった為、すごく高く・・・。彼女の住んでいる地域がベルギーに近かったので、ベルギーまでの航空券を買って電車で移動することに。

 

世界で一番好きな国ベルギー❤

ムール貝食べてグランプラスの相変わらずの美しさに魅了されてから電車のチケット買って、行き方もバッチリ調べてもう完璧!って思っていたのに・・・

 

やってしまいました(´・ω・`)

 

乗り換え間違えるっていう(´・ω・`)

 

電車を2回乗り換える予定だったのですが、2回目の乗り換えをするときに乗り換える駅の一つ手前にで降りてしまったんです!

あれ?来るはずの電車が来ないぞおかしいな・・・って思ってたら間違いに気がついてパニック!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

しかも降りた駅がさびれた駅だったのでWifi通じず、オランダの時刻表意味不明でもう完全にパニック!アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

とりあえず人に聞いてみるかとホームにいる女の人に聞いてみることに。

「この駅に行きたかったんですが、違う駅で降りてしまってWifiも使えないし、どの電車に乗ればいいかわからないんです」

「うーん、この駅わからないわ。この電車がその駅の方向に行くかもわからないし。私はあなたのことを助けられない(真顔)。他の人に聞いてね」

 

うん、良くも悪くもとても正直なのがオランダ人( ´ⅴ`)

お世辞とか言わないもんね。

知ってるよ。

正直な性格も素敵だと思うよ。

でも不安でいっぱいだった私の胸にはズドーンとくるものがあったよね( ^ω^)

 

とりあえず次に来た電車の運転手に聞いてみることに。

しかし一向に電車が来ない・・・待つこと30分。

かなりパニックになりながら事情を説明(2回目)

そしたら「ちゃんと調べてないから確証はないけど、とりあえずこの電車に乗って次の駅で乗り換えたら着くと思うよ、乗って!」

と教えてくれました。

電車に乗って出発時刻まで待っているとその運転手さんが私の席まで来てくれて「今携帯で調べてみたんだけど、やっぱり次の駅で乗り換えて着くね」と乗り換えサイトを見せてくれました。

なんて優しい方なんだ(´;ω;`)

忘れないように写メ撮らせてもらってふぅーっと一息。

次の駅について降りたらまたその運転手さんが

 

「Hey! Miss!」

 

と声かけてくれて「君の次の電車は1番ホームからだからあそこの階段を上って右に曲がってあそこのホームまで行くんだよ。君が目的地に無事にたどり着けることを願ってるよ」と。

 

なんて良い人なんだー!!(´;ω;`)

 

こんなに優しい運転手に会ったことがないです。まさに運転手の鏡!

不安で死にそうだった私を救ってくれました。

私はただただ「Thank you」しか言葉が出てこなくて、でも心の中で

 

結婚してくれー!!

 

って叫んでました(笑)

 

そして無事にイタリアンガールと再会❤

1時間以上遅刻してしまったのにニコニコと出迎えてくれました。

 オランダもすっかり秋模様。

 

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そしてイタリアンガールが私の為にオリジナルの日本食作ってくれました!

お味噌汁とココナッツミルクを合わせてきのこたっぷり。上には豆腐が!!

まさか豆腐が食べられるとは!

めちゃめちゃ美味しかったです❤

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イタリアンガールのお宅は本当に可愛らしくて居心地よくて一生いたいって思うくらいでした。

そして旦那さんと緊張のご対面!!

私も彼もシャイなため最初はなんともぎこちない笑顔を浮かべる私たち。

しかしワインを飲んだら打ち解けて3人でワイワイおしゃべり。

実は彼らが付き合うきっかけになったのは10年前のアイルランドへの旅行。

旦那さんが当時の彼女と別れて、でもアイルランドへの飛行機チケットをすでに購入してたんです。仕方ないから友達を誘っていこうとしたらみんな都合が合わず。たまたまその男友達の友達がイタリアンガールで、彼女だけが予定が空いてたんです。イタリアンガールには当時別れるかどうか迷っていた彼氏がいて。

だから友達として楽しもうとアイルランドに行ったら意気投合!それから二人はずーっと一緒なんです。付き合って7年、その後結婚して3年目。アイルランドは彼らにとって特別な場所。

 

「僕たちはね、ソウルメイトなんだよ」

と旦那さんが言っていて、でも本当にそう思うほど2人はお互いものすごく愛し合っているんです。特に旦那さんがイタリアンガールを見つめるその瞳が素敵すぎてこっちまで幸せな気分になります・:*:・(*´∀`*)・:*:・

 

人との出会いって不思議ですよね。

この2人ももしアイルランドに一緒に行ってなかったら、結婚していなかったのかもしれません。

私は人との出会いを大切にしていて。もし私がこの選択をしなかったらきっと会ってなかったんだろうな、友達になってなかったんだろうなって、しょっちゅう考えるんです。そして偶然の出会いに感謝してます(ちょっと大げさですかね)

例えば、私がアイルランド渡航を1週間ずらしただけで私の周りにいる友達はがらりと変わっていたでしょう。今の友達とは同じ学校に通っていても友達にはなっていなかったでしょう。

そんなことを最近はよくよく考えております。

 

話は戻って2日目はイタリアンガールと楽しく街散策。

駅まで向かう最中に2人で黙々と歩いていると

つるとんたんはね、こうやって歩いているときに私が話さなくてもなんで話さないの?とか言わないから好きなんだ」ってボソッと彼女がいったんです。

そういわれて私はふと、ああ、そうか私たちは無言でも大丈夫な仲なんだよなって思い出したんです。

一緒にホストファミリー宅から学校まで毎日40分歩いてました。たまに話してたまに話さなくて。でもそれは彼女と話す内容がないからとか、そんなんではなくて無言でいても落ち着くからなんです。ダブリンの町の景色は美しくてただその景色を2人で楽しんで歩いていたあの頃が本当に幸せでした。

 

夜はイタリアンガールが焼いてくれた梨のチョコレートケーキを堪能❤

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以前の記事でも書いたんですが、彼女はヴィーガンで、お肉や魚はもちろん、卵や牛乳も食べません。なのでこのケーキもヴィーガンの人が食べられる材料しか使っていません。でも普通のケーキと同じくらい美味しいです。

 

ヴィーガンになろうと決めたときに旦那さんも一緒にヴィーガンになってその生活を楽しみながら続けてる2人。彼らにとってヴィーガンになるということは自然なことで苦に思ったことは一度もないそうです。

まさにソウルメイト。

そしてその彼らの選択を受け入れられるヨーロッパ。日本でヴィーガンとして生きるのは本当に大変だと思うんです。でもヨーロッパにはヴィーガンの人用のカフェやレストランがたくさんあって彼らの生き方を尊重しているんです。

 

私も2日間だけですが1匹の魚くらいは救えたでしょうか。

一生ヴィーガンで生き続ける選択は私にはできないですが、全ての食べ物に感謝して食べることはできるなって思います。

 

 

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