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世界はもっと広いのだから

アイルランドで見つめ直す私の人生

年齢はただの数字

ダブリン生活

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アイルランドに来た当初、人に「何歳なの?」って聞かれるのが怖かったです。

アジア人は本当に若く見られます。

だから「27歳だよ」って答えるとみんなびっくりするんです(笑)

「20歳くらいかと思ってたー」と。

今私の学校の友達はみんな年下で18歳から23歳くらいまで。

だから年齢を聞かれてこたえて、みんなのリアクションをみるのが正直怖かったです。

27歳が何してるんだよって。

 

そんな私の気持ちを変えてくれたのがメキシコ人の男の子でした。

私と彼は同じ日に学校に着いて私の友達と彼の友達が友達で、なんとなーく一緒のグループになったんです。でも同じグループにいても最初の1週間くらいは全く話しませんでした。彼は他の子にはフレンドリーなのに私には話しかけてこなくて、私は内心「彼はもしかしたらアジア人が嫌いなんじゃないだろうか」とどぎまぎしておりました。

私と彼は全く性格が違って、私も彼の第一印象は「絶対友達にはなれないタイプだろうな」って思ってました。

 

でも私たちは今、ベストフレンドです。

 

出会ったとき彼は17歳でした。

「あらあなたまだ17歳なの」って違う友達がからかった時、彼はさらっと

 

Age is just number

 

って言ったんです。

そしてその言葉の意味を彼と過ごした2か月ちょっとで私はすごく学んだんです。

同じグループになって少し経ったころ私たちはちょっとずつ、ちょっとずつですが二人で会話し始めました。そして毎日一緒に過ごしていく中で、彼は私にとってかけがえのない友達になっていったのです。

彼が私と最初に話さなかった理由は、彼は見かけと違ってちょっとシャイボーイだったんです。そして私がどういう人間か、仲良くなれるのかということを考えていたからなんです。

 

私たちは全く違う性格で、だからこそ仲良くなったんです。

 

こっちにきて思うことは外国の若い子って日本の若い子よりずーっと大人で自分を持っています。だから10歳も年下の彼と話していて年齢差を感じたことはありません。むしろ彼の考え方、物事のとらえ方は私より大人なんじゃないかって思ったり。

唯一年齢差を感じる瞬間は、夜飲んだりダンスクラブに行ったときでしょうか(笑)

27歳の私の体は到底彼らについていけません。

うーん、気持ちは同じくらいだって思うんですけどね(笑)

 

日本を抜け出してアイルランドにいると良い意味で年齢を忘れられます。

結婚しなきゃとか将来考えなきゃとか日本にいれば必ず感じるあの謎のプレッシャー。

こっちにくるとふーっと肩の荷がおります。

 

誰かと友達になるのに、年齢も英語力も関係ないと思うんです。

気が合ったら自然と一緒にいて友達になってるものですから。

 

メキシコ人の彼は日曜日にダブリンを離れ、お兄さんがいるドイツに旅立ってしまいました。

お別れを言うのが辛かったのは言うまでもありません。

お別れのハグをしたとき、胸がぎゅーってなりました。

「君は僕にとって初めてのアジア人の友達でベストフレンドだよ」と言ってくれました。

私も彼が初めてのメキシコ人の友達でベストフレンドだって胸を張って言えます。

 

彼は「ぴゅー!」 って口笛を吹くのが得意でした。

今日グラフトンストリートを歩いていたら口笛が聞こえて私は思わず振り返ってしまいました。

そして本当に切ない気持ちになってしまいました。

 

ありがとう。本当に出会ってくれて友達になってくれてありがとう。

君は学校のスターで誰もが君のこと大好きだったよ。

君は本当にたくさんのことを教えてくれたね。

毎日一緒に意味もなくグラフトンストリートを歩いてトリニティカレッジにある芝生で話して君の18歳の誕生日を盛大に祝ってものすごい寒い中タクシー代をケチりたくて歩いて帰って、スペイン語もいくつか覚えて、君も日本語をいくつか覚えて。

毎日学校で挨拶のハグをして。

思い出したら本当にキリがないね。

君がいない私の日常はなんだかちょっと退屈で寂しいけど、なんとか頑張ってみるよ。

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