TRAVEL TSURU

アイルランドで見つめ直す私の人生

ベルギーからこんにちは!

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お久しぶりです、つるとんたんです。

まだベルギーでふらふらしております。

ベルギーでのお話、つらつら書きます。

 

今回はベルギーに行くたびに必ずお世話になっている私の第二の両親ともいえる夫妻がアパートを貸してくれてそこに住んでます。(本当に優しい人たちです(´;ω;`)

 

大好きなベルギーで自分のやりたいことをやる!って思って今はそれに取り組んでいます。ダブリンに帰ってきたときにそのお話はまたまとめて書きたいなって思ってます。

その他にしたことは、前回来た時たまたま小便小僧の前で知り合ったおじさん、デニスさんに小便小僧お話を聞いたり(この話もまた時間があるときにご紹介したいです)、レミさんと遊んだり、デニスさんがフランダース地方へ観光に連れて行ってくれたり、ネットで知り合った(怪しい感じのじゃないですよ)ベルギー人の男の子と意見交換したりして過ごしてました。

 

 

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レミさんといったカフェ&バーのお店で音楽聞きました。独特なテクノとラップでした。なんだかベルリン風。

 

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デニスさんが連れて行ってくれたフランダース地方。デニスさんが生まれ育った地域です。ベルギーの言語はフランス語とフラマン語オランダ語に近いです)で、この地域はフラマン語だそうです。お店もローカルの人で賑わってました。なんとも可愛らしいお店です。頂いたご飯がなんと「ウナギ!」

ウナギのプロヴァンスソース煮込みです。美味しかったですが、私はうな重の方が好みです。あのタレ、食べたい。

 

 ベルギー人の男の子と意見交換、大変楽しく大変勉強になりました。

同世代のヨーロッパの人がどんな考え方をして生きているんだろうか、というのは前々から興味があり、今回話した男の子は私より2つ年下の26歳です。

彼は今オランダの大学院で脳科学について学んでいますが、週末は両親が住むベルギーに帰っています。

ヨーロッパでは20代中盤から後半まで学校に通って勉強している人が多いです。

日本だと大学卒業して新卒で会社入って会社でどんどんスキルを伸ばしていく感じですが、ヨーロッパだと大学卒業して1年間インターンや自分の専門分野で働いて、また大学院に通って卒業。この時点でその分野でのスキルが十分備わっている。ヨーロッパの企業も新卒を一から育てるのではなく、すでに「即戦力」がある人材を採用するシステムなので学校に通いながらも自分で経験値を積んでいくことが大事なんですね。

「ヨーロッパは情勢が今すごい変わっているから安定なんてないんだよ。同じ会社で一生働けるって保証はどこにもないんだ。だから会社に頼るんじゃなくて、会社が倒産しても自分の力で生きていけるようなスキルが必要なんだ」

すごいですねー。アラサー、勉強になります。

そういえばアイリッシュのおじさんも「28歳なんてヨーロッパじゃ18歳だよ」って言ってました。私まだティーンエージャーじゃん!(笑)

 

 彼がもう一つ言ってたのが「ベルギーは男女平等じゃない」ってことでした。え?ヨーロッパって日本に比べたら男女平等が進んでいるんじゃないの?

彼が言うにはベルギーにもまだまだ年収格差があったり育児休暇制度が男女平等ではないそうです。

彼は自分の研究のため、スウェーデンで6ヶ月のインターンを受けたときに北欧の男女平等がいかに進んでいるかにカルチャーショックをうけ、それ以来北欧文化が好きになったそうです。

スウェーデンに来てあるショップに入ろうとしたとき、後ろから女の人が歩いてくるのが見えたからドアを押さえててあげたんだよ。そしたらその人が僕に”ありがとう。でもドアくらい自分で押さえられるわ”って言ってきたんだ」と。

それからスウェーデンではご飯も絶対割り勘(「僕がおごるよ」なんてすると返ってものすごい怒られるそうです)、何をするにも男女は平等の権利を与えることを学んだそうです。

 

2016年の男女平等ランキングでは北欧がトップを独占してます。スウェーデンが4位、アイルランドは6位、ベルギーは24位、そして日本は111位です。

 

「だから僕は将来男女平等が確立している北欧に住みたいし、ベルギーはもっと男女平等であるべきだよ」と彼は主張してました。

「男女が平等であるべきだ」と言ってくれる男の子に私は初めて出会いましたし、女性の立場からしてもそういう意見をもってくれるのは素直に嬉しいです。

 

こんな感じでつらつら書かせていただきました。

以前より更新遅くなってしまいますが、たまに覗きにきてください。

ダブリン帰ったらたくさん更新しまーす。

 

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借りたアパートの通り名がまさかのダブリンって奇跡にあいました、つるとんたんでした。

 

 

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