どうしてブログを書くことが大切なのか?
今日は少し真面目なお話をします。
自己紹介記事に私は「ブログを書き続けることが日本人の方をバックアップできる最善のことであると同時に、アイルランドという国に対しても貢献できることだと信じている」と書きました。
それはどうしてなのか?
ワーキングホリデーに来る前は全く情報がなかった
ネットで情報を検索してもワーホリブログをリアルタイムで書いている方は本当にいなかった。もちろんゼロではなかったけど、更新が途中で止まっていたり、個人ダイアリー的なものでした。
そのため、渡愛前はアイルランドがどんな場所でどんな生活になるのか、想像できなかったし、渡愛してからも苦戦することばかりでした。なんでも自分でやることが私を強くしてくれましたが、この情報を事前に知っていたらもっと効率よくできたな、と思う点もあります。
情報がないのは恐怖だ
極端な例ですが、ある日突然「明日から無人島に行って一生暮らしてくれ」と言われたらどう思いますか?戸惑いますよね。
でも、もし「その無人島には大好きな家族や友達も住んでて、十分な食料があって、自分の大切なものは全て揃っている」という情報が添えられてたらどうでしょう。行ってもいいかな?って気持ちになる人もいるのではないでしょうか?
少なくとも情報があることは「行くか、行かないか」の判断材料になります。
アイルランドのワーホリが大変なことは誰も教えてくれない?
言い切りますね。アイルランドのワーキングホリデーは大変です。アイルランドで自分の好きなことをして1年乗り切るには、「英語力」と「今までの経験」の2つを兼ね揃えていないと厳しいです。
特に首都のダブリンは、不景気のヨーロッパ諸国からの移民が押し寄せてますし、ブラジルなどの南米組も多いです。彼らは生きることに必死ですから物凄くたくましい。そんな彼らと渡り合っていかなければいけません。
でもその事実を、ワーホリに来る前は誰も教えてくれません。
大使館の方だって、エージェントの方だって、語学学校のマーケターの方だって、みんなにアイルランドに来てほしいって心から願ってるから、アイルランドの良い部分だけしか宣伝していません。
「こんなはずじゃなかった」って思ってほしくない
私だってアイルランドが大好きだから、みんなに来てほしいです。
でも、来たあとに後悔してほしくないんです。アイルランドに来てからは家探しだって仕事探しだって自分で何でもしなければいけません。「自分の力を試したい」ハングリー精神旺盛な方々は、アイルランドで素晴らしい経験ができると思います。
でも私は、この1年の中でやむを得ず帰国する日本人の方々を見てきました。
家が見つからない、仕事が見つからない、ダブリンがつまらない、お金がない・・・。
そういう方々を見てて、心が痛みました。だから、アイルランドの現状を皆さんにお伝えすることは、来る前と来た後のミスマッチを防ぐことにもなると考えてます。
私たちはワーキングホリデーという素晴らしい特権を持っている
アイルランドでワーキングホリデーが出来るという素晴らしい特権を、私たち日本人は頂いています。それだけ信頼されているということですし、1年間お世話になっているからにはアイルランドに何か貢献するべきだ、というのが私の考えです。
しかし、仕事が見つからない➡お金が入らない➡節約する(お金を使わない)➡早めに帰国。という流れになってしまうと、せっかく持っているワーホリ特権を全く活かせていないのではないか、と私は思います。
私たちはもっとアイルランドに貢献できるはず
不景気と言われていても、世界水準で考えれば日本は豊かな産業大国です。
今、アイルランドは自然を残しつつも、IT社会として発展を遂げています。この国に私たちは日本の技術や知恵をもっと持ってくることができると思うし、例え仕事という形じゃなくても、ワーホリの1年の中で貢献できることは無限にあります。(だから私はここに特化した、双方がWin-Winの関係になれるインターンやサービスを作りたいんです)
ブログを書くことが最大の応援
今、アイルランドにいる全ての日本人を応援したい。でも私が家を提供することも、代わりにジョブインタビューに行ってあげることもできません。
では私ができる最大限のことは?と考えたときに、たどり着いたのが「ブログで情報を提供すること」です。
今まで書いた「家探しのコツ」も「仕事探しのコツ」もこれから書いていくこともどんどん読んで、盗んで、活用してほしい。
情報があればあるほど、新しいアイデアもどんどん出てきますし、楽しいアイルランド生活に繋がると思います。
その面で最近、アイルランドのワーホリ生活について書くブロガーの方々が少しずつ増えてきているのが本当に嬉しいし、これからも増えていったら良いなと思います。
私ができるアイルランドへの貢献はFUNを増やしてFANを増やすこと
アイルランドのFUNの部分をお伝えしてしていくことが、この国へ貢献できることだと思っています。
突然ですが、アイルランドってどんな印象ですか?え?アイスランドと勘違い?羊しかイメージが湧かない?
私のアイルランドの、特にダブリンのイメージは音楽とアートとカフェの都です。(都・・・とまではいかないかもしれませんが・・・。)
他の国とは比べられないアイルランドの良さをお届けすることが、私ができる一番の貢献です。そんな思いを込めて「ゆるーくダブリン紹介」を書いています。紹介した場所に一人でも多くの人が興味を持って足を運んでくれたら、私もアイルランド経済に少しは役立っている存在かも・・・!
誰かのためにも自分のためにも、私はブログを書いている
実は、写真のイベントが無事終了したとき、ブログを書き続ける目的を見失いました。
「なんで私ブログ書いてるんだろうな」って。しばらく書く手が止まりました。
アイルランドの情報が欲しい人のためになれば、と続けていた部分が大きかったです。でも、「誰かのために」だけでブログを書いていると、「本当に誰かのためになっているのだろうか」と悩むことも。
でも原点に戻ってみれば、「アイルランドの良さを発信することが、自分にとって大切なこと」なんです。
誰かのために絶対なってると信じている自分のために書いてます。
Photo by Michael Flocco