TRAVEL TSURU

アイルランドで見つめ直す私の人生

ワーホリに行くか迷っているあなたへ

 

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今日はワーキングホリデーについてちょっと書こうと思います。

ワーキングホリデーは30歳以下の若者がワーホリ協定を結んでいる他の国で1年間住める(場所によっては2年間)特権ですね。

私がワーホリの存在を知ったのは大学生のころだったと思います。社会人の人がオーストラリアにワーホリ行ったことがあると話してて「そんな制度があるんだ」と思ってました。大学卒業後、スターバックスでふらふらとアルバイト生活を送り、いつしかワーホリに行きたいな~、なんて思いながら働いていた当時の私。見事に親に叱咤されました(笑)今思えば何の目的もなく漠然とワーホリしようと思っていたので、その当時は行かなくて正解でした。

それから会社員になり、休みをとって海外に行き、2年前の偶然の出会いから英語をもう一度勉強し直して、今年ワーホリに行くことにしました。

準備期間は1年ほどありましたが、やっぱり正直言えばずーっと悩んでました。ずっとずっと海外で生活してみたいと思っていたけど、会社員を辞めて、貯金を切り崩して海外で1年間生活して、その後に何があるの?年齢だってもう27歳。SNSでは私より若い友達がすでに海外でワーホリしてて、その記事を読むたびに心に広がる嫉妬心と劣等感・・・。私より若い子なら英語だって覚えるの早いし、日本に帰ってきてからも簡単に仕事も見つけられるはず。

ワーホリに行っても、もし英語が上達しなかったら?もし悲しい出来事ばかりだったら?もし何も学べなかったら?

そんなネガティブな気持ちが続いてた時期がありました。

それを一緒に住んでいたアメリカ人に話したんです。(余談ですが私は約1年ほど外国人とシェアハウスに住んでました。それはのちほどまた書きます)

 

「ワーホリ行こうと思ってるけど、悩んでる。もし海外に行っても英語もできなくて、友達もできなくて帰ってきたらどうしよう。」

 

そしたら彼はこう言ってくれたんです。

 

 

「僕は絶対行くべきだと思うよ。じゃあワーホリに行って最悪な状況を考えてみようよ。英語が上達しない。友達ができない。仕事が見つからない。日本に帰ってくる。それって今のつるとんたんの状態に戻るだけじゃない?最悪な状況って今に戻るだけだよ。だから行きなよ。」

 

それを聞いたらすーっと気持ちが軽くなりました。

 

 

シンプルに考えてみる。私の今の幸せって?

 

仕事は大事。でも私の一番の幸せじゃない。

まだまだ挑戦したい。色んな人に出会って色んな所に行って色んなことを経験して、それでもう一度自分の将来を見つめ直してみたい。

私にとっての幸せは、「まだ知らないことを知っていくこと」

そんな気がしてきました。

ワーホリで海外に住む経験は今しかできなこと。そう今しかできないこと。

 

 

女の人生って大変。

 

 

こんなこと言ったら、男の人に怒られるかもしれないんですけど、女性の人生、特に20代後半からの10年間はすごく大変だと思うんです。

社会人になって仕事に慣れてきたと思ったら、結婚、出産の波が嫌でも一気に押し寄せてくるんですから(笑)だからとっても慌ただしいし、その中で多くの重要な選択をしなければいけない。

そんな大切な時期の1年をワーホリに使っていいのか、これはアラサー女子はちゃんと考えた方がいいと思います。

例えば、絶対30歳までに結婚して出産する!って夢があったり、今の仕事を続けてキャリアアップするって目標があるのならば、もしかしたらワーホリよりその夢や目標に向かって頑張る方があなたの幸せに近づけるのかもしれません。

 

目標を1つ以上持つこと

 

ワーホリに行くなら、1つ以上の目標を持つことって大事です。その目標は何でもいいんです。例えば、「その国の文化を感じたい」でも「世界中に友達を作りたい」でも「外国人の彼氏がほしい」でも「本場の音楽やダンスを勉強したい」でも「海外で就職したい」でも何でもいいんです。それは、日本を離れて違う国で生活するあなたを支える素敵な目標になります。

何も目標を持たないで、ただ「今の現実から逃れたいから海外に行く」って考えは、大学卒業したばかりの20代前半であればいいと思います。でも私のようなアラサー女子のみなさんにはそう考えてほしくないんです。

私たち世代の1年間って本当に貴重ですよ。

 

すみません、私の持論を長々と書いてしまいました。

最後に私が愛読してる記事をご紹介したいと思います。

 

ananweb.jp

 

 

これはananに掲載されている土居彩さんの不定期連載記事です。彼女は14年間勤めていたマガジンハウスを退職し、37歳でサンフランシスコに単身渡米。そこでの生活を書いた記事です。土居さんはサンフランシスコで色んな目にあいます。英語が通じないのは序の口で、盗難やらストーカーやらホストファミリーとうまくいかなくて家を追い出されたり!元編集者の土居さんの文章はとても読みやすくすごく面白いです。彼女は現在「バークレー校で心理学を勉強する」という目標を達成!(めちゃくちゃすごい)それでも自己嫌悪と葛藤を繰り返す土居さんの旅は続きます。

私がこの連載が好きなのは「彼女が自分の気持ちを素直にかいていること」です。おそらく土居さんの記事を読んだアラサー女子はだれもが共感するところがあるはず!(笑)本当に素敵な人だなと思います。

 

 

私もアイルランドでの生活がスタートしたら私の思ったこと、感じたことを素直に赤裸々に書き、皆さんにお伝えすることを約束します!(笑)

「私ってちょーラッキー!」「毎日がハッピー!ちょー幸せ!!」「私ってやっぱりもってるな~」ばっかりのブログにはなりません!(笑)もちろん嬉しいことがあったらそれをブログに書きたいと思いますが ^^

 

次は語学学校選びについての記事を書きたいと思います。

ではでは

 


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