ダブリンで仕事探しは大変? 前編
ニートなの!?って皆さんからのツッコミはいるかもしれませんが、ただいま好きでニートしております!(胸をはっていえることではない)
正直に言ってしまえば、今は自分の中で違う可能性が出てきており、方向性がちゃんと決まってからお仕事をしようと思っているからです。
そんな私ですがダブリンに住んで5ヶ月!友達や知り合いにたくさん情報を頂いたので今回はまとめて皆さんにシェアしたいと思います。
体感的にいえば、ダブリンでお仕事を探すのは他の国でのワーキングホリデーより難しい気がします。なぜなら住んでいる人に対して働ける場所が少ないからです。
私が家探しで苦戦したように仕事探しも苦戦している人がほとんどです。
日本人の知り合いはCV(英文履歴書)を100枚以上配った、イタリア人の友達は3か月毎日CV配ったと話してました(ヽ´ω`)
大変じゃん!って話なんですが、はい、大変です。
ヨーロッパ、そして南米の人たちも仕事を探していますから、特にシティーセンターらへんのお仕事は最初からハイレベルな英語を求められるでしょう。逆に言えばここでお仕事ゲット出来たらものすごい英語に自信もってください!
ではここからはこんな方法でお仕事探すとうまくいくかもしれないというコツを!
① とりあえずCVを配りまくる!
これはもう、基本ですね。もし語学学校に通っている、通っていた場合は配る前に先生に添削してもらうのをおすすめします。特にオフィスでの仕事とレストラン、カフェでの仕事ではCVの書き方も違いますし、CVって私達からしたら書き慣れないものですよね。
「こう説明したいけど、この単語であってるのかな?」って不安になることもしばしば。そういうときは書き慣れている人に添削してもらうのが一番です。
学校の先生なら頼みやすいですし、先生も快く引き受けてくれますよ!
これは私の主観かもしれませんが、仕事の面接までいってしまえばあとは採用する側とあなたとの相性だと思います。採用する側が「この子と働きたい!」と思えば多少英語が出来なくも、経験がなくても雇ってくれます。
でもあなたがどんな魅力的ですごく仕事ができる人だとしてもCVの時点ではじかれてしまったら勿体ないです。
CVの配り方ですが、求人募集の貼り紙がでているカフェやレストランはもちろん、貼り紙がなくても場合によっては雇ってもらえるかもしれないので積極的に。そして忙しくない時間帯を狙いましょう。ランチタイムの忙しいときだと適当な対応されますし、従業員からしても「察して!」って思われるだけなので。
直接マネージャーさんに渡せるとより効果的!
「仕事を探しているのですが(もしくは求人をみて応募したいのですが)、マネージャーさんいますか?」と聞いてみましょう。もしマネージャーさんがいなかったとしても、あなたが真剣に仕事を探しているのだという気持ちは伝わりますし、従業員の人も後でちゃんとマネージャーさんに渡してくれますよ。
そしてCV渡すときはあなたの素敵な笑顔と一緒で!内心はとーっても緊張していると思いますが、第一印象がよければその分、お仕事ゲットにつながります。
ダブリンの求人広告をみていると、英語も経験も必須なところが多いです。ハードルが高くみえますが、仕事で経験してなくても人生で経験してたらそれは立派なスキルだと私は思います。
私の日本人の知り合いは経験がなくてもこっちでシェフの仕事をゲットしました。彼は仕事での経験はなかったものの、プライベートで料理をするのが好きだったそうです。
その仕事をする上で何が必要なのか、どんなことを求められてるのか、それを考えて「経験がなくても私はこういうことができます」とアピール出来れば大丈夫です。
カフェでマネージャーをしている友達に「カフェ経験は必須なの?」と質問してみると「必須ではないよ。どちらかといえばお客さんとのコミュニケーション能力とその仕事が好きで続けられるかだね」と言ってました。
確かにどんなに美味しいカプチーノが作れても全く英語が話せず、むすっとしていたらお客さんも来てくれなくなりますよね。カフェではお客さんとの会話が大切なので英語の方が求められるようです。
最近ではインターネットで求人を募集している店舗もけっこうあります!
例えばこちらの健康食品やサプリを取り扱っている会社はダブリンにも何店舗かあって、サイトから応募できますよ。
http://www.hollandandbarrett.ie/
② コネクションを活用する
これは仕事を探すうえで大変おすすめな方法です。
ようは友達や知り合いに仕事を紹介してもらうということ。
とりあえず語学学校の友達や一緒に住んでいるハウスメイトに相談してみるといいですよ。友達が働いている場合は、職場のマネージャーに掛け合ってくれたり、他の仕事の情報をくれたりと助けてくれます。
「仕事が見つからないわ」と絶望感にたたずんで一人で悩むよりは、話だけでも聞いてもらうと気持ち的にも救われます。
こっちにきて思ったのがみんな助け合いの精神が強いということです。特に違う国から来てダブリンで働いている人は仕事探しの大変さがわかるのかより親身になってくれます。
雇う側も全く知らない人を雇うよりは、友達の紹介の方が信用できますよね。
「コネで仕事もらいました」って言ったら響きが悪いですが、「友達が助けてくれました」ってことです。
日本ではなく全く違う国に住んでいるので、人とのつながりはより大切になってきます。
でも、私まったく友達がいないんです!!(´;ω;`)
って思っているそこの皆さん!
コミュニティを広げるために「Meetup」に参加してみたらいかがでしょう?
ダブリンでは色んな種類のMeetupが開催されてますし、英語力に自信がなくてもこっちに住んでいる日本人と知り合えるMeetupだってあります。私も日本人の友達から情報をもらえることもたくさんありますし、何より日本語で話せる安心感は半端ないです!
でも一つだけ注意してほしいのは、焦りすぎて出会っていきなり「仕事探しているんです!情報ください!」って言ってしまうのはやめた方がいいかなって思います。
きっとMeetupに参加している人たちはあなたとお友達になりたい、趣味を共有したいと思っているので、いきなり仕事の話をされると「え?利用されてるのかな?(ちょっと言い方悪いですが)」って勘違いされちゃうかもしれません。
実は私、この経験があります。
こっちに来てすぐのころ、学校で1度だけ話した子にある日いきなり「これはどうしてるんだ、あれはどうしたんだ」と色々質問され、答えたらその後世間話をするわけでもなく立ち去られ、悲しい気持ちになったことがあります(´・ω・`)
私と話したかったわけじゃなく、私の持ってる情報に興味があったのだなと。
なんでしょう。私も友達が困っていたら全力で助けたい!って思うのですが、全く知らない人に懇願されても動揺してしまうだけで何もできません。
なのでまずはMeetupを楽しんで気の合う人とお友達になってから色々聞いてみるのがベストかなと。違う国の人とお友達になったら英語の勉強にもなりますしね!
あと、お気に入りのカフェやご飯屋さんがあったら通って常連になるのもオススメです!
先ほど登場したカフェのマネージャーの友達は、私が見つけたお気に入りのカフェで働いていて、通って話してるうちに仲良くなって今ではプライベートでも遊ぶ仲になりました。働いている人からみた「こういう人を雇いたい!」ってことも学べますよ。
そして何よりコミュニティを広げるために一番効果的なのはボランティア!
ボランティアって無償なんでしょう?はい、無償ですが得られるものがたくさんありますよ!
ダブリンにはチャリティーショップがいたるところにあり、常にボランティアを募集してます。ボランティアなのでいつでも始められ、いつでもやめられます。
タダで英語が学べる環境をゲット!
語学学校に通っていれば英語を話す環境はありますが、語学学校が終われば自分で英語を話す環境を求めないと海外にいても間違いなく英語力は落ちてしまいます。
ボランティアは英語環境をキープできますし、ずーっとお仕事探しで毎日悩むより、少し働いてみた方が気持ちもポジティブになれると思います。
お客さんとのやり取りから情報がもらえる
ダブリンにいる人はみんな世間話が大好きです。私はチャリティーショップではないですが、違うお店でお手伝いをしていて、暇なときはついついお客さんと長話しちゃいます。お客さんのブラジル人のお姉さんはこっちの大学で法律を学んで弁護士になりビザをゲットしたそうです。「あなたも弁護士になりなさい!」と強く勧めてくれました(今のところ、弁護士になるつもりはありません( ´ⅴ`))
CVでボランティアをしていたことをアピールできる
これは語学学校の先生から教えてもらった情報ですが、ダブリンではボランティアも立派な仕事としてCVに書くことができ、好印象がもらえるそうです。
そういえばダブリンではチャリティーショップ以外にも色んな方法で(ホームレスの人用の募金だったり)ボランティアに貢献している人たちがたくさんいます。
ボランティア精神が強いアイルランドならではのことかもしれません。
以上がコネクション活用の方法です。
長くなってしまったので後編に続きまーす!( `・ω・´)ノ