【ゆるーくダブリンご紹介♯2】ダブリン版 サブカルの聖地「THE SECRET BOOK AND RECORD STORE」
「ゆるーくダブリンご紹介」第2弾です。
日本のサブカルの聖地と言えば、中野、吉祥寺あたりですが、ダブリンのサブカルの聖地はこちら「THE SECRET BOOK AND RECORD STORE」
毎日人で賑わうグラフトンストリート。その通り沿いの有名なデパート「Brown Thomas」をすぎたところを左に曲がり少し歩くと見えてくるのが「ロクシタン」。そのお隣でひときわ異色を放っているのがこちらのお店。では、中に入ってみましょう。
中に入ると奥にどんどん続いていき、日本の雑居ビルを連想させます。さらに所狭しと貼られた音楽イベントのポスターがCHAOS感を醸し出し、探求心をくすぐられます。なんてったって「SECRET STORE」ですからね。ではいざ隠し部屋に潜入です。
入ると手前に本の海、奥に音楽の海が広がっています。
きちんと整頓された本と乱雑に積み上げられた本の数々。本好きにはたまりません!
お宝の匂いがぷんぷんしますね。ジャンルも小説、アート、ファッション、旅行本、漫画などなど幅広く揃っております。この本の海にダイブしたいです。
注目してほしいのが、棚の上に存在する全く統一感のない置物たち。オーナーさんの趣味でしょうか。良い味だしてます。ちょこんとお出迎えしてくれるグーフィー、探してみてください。
音楽の海も熱いです!私は洋楽に疎いのですが、この並べられたCDとレコードの数々からオーナーの愛が伝わってきます。お部屋のインテリアとしてジャケ買いしたくなる!
世界共通だなって思ったのが、皆さん自分の掘り出し物を見つけるべく、一心不乱に探しております。この無言で黙々と作業を続ける人たち、「ああ、良いな」と素直に感じます。
オーナーさんに聞くとこのお店は1994年からあるそうです。ダブリンの中心街で20年以上も続いているのはやはり人々に愛されているからこそですね。
社会がどんどん進んで、書籍も音楽もネットを通じて簡単に手に入るけれど、こうして「モノ」として自分の手元に残るのは貴重ですし、その価値と重みを大切にしたいです。
時代が変わってもこの場所がこの場所のままあり続けてほしいなと強く願ってます。
私も掘り出し物見つけました!ベルギーが大好きでひそかにタンタングッズを集めている私は、今回こちらのお店でタンタンの漫画を発見して即お買い上げ。
そしてダブリンを離れるときは是非CDを1枚購入しようと思ってます。ダブリンを離れてもその音楽を聴いて「ああ、私ダブリンにいたんだな」って思えるように。
場所とfacebookのサイトはこちら
https://www.facebook.com/The-Secret-Book-and-Record-Store-124706510933587/
グラフトンストリートからすぐなので友達との待ち合わせで時間を持て余しちゃったときに気軽に寄ってみてください。ついつい没頭して待ち合わせに遅刻しないようご注意を!