【アイルランド】ワーホリで来ている大学生に捧げる記事書きました!
どうも!アラサー代表つるとんたんです。
アイルランドにワーホリで来ている日本人は大学生の方から、アラサーまで幅広いです。
ということで語学学校時代のお友達、現役大学生のなおちゃんにインタビューをさせて頂きました。
彼女は日本の大学を1年休学し、ワーキングホリデーで去年の9月から生活してます。伺った内容は私も大変勉強になったので皆さんにシェアします。特にこちらでのお仕事探しに焦点をあててますので、参考になりますように!
語学学校と家探し
9月から3か月間、ダブリンの語学学校に。目的は「英語と友達作り」
1ヶ月のホームステイ生活中に家探し。
使ったサイトは定番のDaftやFacebook。20件近くメールを送るが返信はわずか。家探しは苦戦しつつも最終的にシティーセンター付近でお家が見つかったそうです。
私もこの時期には50件近くメールを送って惨敗してます。。。
自分の条件に合った家を見つけるのはなかなか難しいですし、ホームステイ期間中に家が見つからず延長している友達も何人かいます。
なので、家探しは早めに行うこと!をおすすめします。
MIXBの掲示板を使って日本人の方から部屋を譲り受けるのも。
家の契約はしっかり確認しておこう!
なおちゃんの家の場合、最初に契約期間を定めており、それより前に家をでるとデポジットが返ってこないそうです。(※デポジットとは家賃とは別に払う最初の保証金のこと。通常は返金されますが、契約違反をすると返ってきません)
他の都市にうつることも検討している方は、最初に何ヶ月で契約をするのか等の確認を。
ダブリンで生活するだけではなく、B&Bで住み込みで働いたりファームステイをしたりとアイルランドでのワーホリの仕方はさまざまです!
私も今さらながら他の都市で暮らしてみるのもありだったなと思います。
生活費
€800~900(家賃€550~600)※光熱費により変動しています。
友達と遊んだり、旅行に出かけたりとアクティブなときは€900ほど。
仕事探し
語学学校に通いながらCV(英文履歴書)を作成し、仕事探しをはじめたなおちゃん。
日本では飲食店でのアルバイト経験があります。
アイルランドでの仕事探し【カフェ/レストラン篇】は、CVを配る➡トライアルをする➡採用の流れ。
①10月末から日本食レストランでトライアルがスタート。3日間ほど働きお店の方からも好印象!「これは絶対採用される!」と確信した矢先、突然お店から「マネージャーはあなたがこの仕事をするには十分ではないと判断したので、採用することはできません」とメールをもらったそう・・・。
何がいけなかったのかもわからず、お店に理由をたずねても返信はなく、あまりに理不尽な対応に「怒りと悲しみがこみ上げた」そうです。
②11月半ば、ダンドラムタウンセンターのButlers chocolate cafe でトライアルがスタート。お皿洗いや食器を下げる➡レジでの接客➡バリスタとしてドリンクを作る、のステップに分かれており、レジでの接客に入ったあとにトライアルが終了。採用には至りませんでした。「接客での対応がスムーズにいかなかった」のが原因ではないか、となおちゃんは振り返ってくれました。
12月は仕事探しお休み。
アイルランドはクリスマスが一番盛り上がる繁忙期。そのためクリスマス需要として人員の募集がかかります。
ですが、12月に入ると新人を教えている時間がないため お店側も採用をストップ。仕事が見つかりにくくなります。
クリスマスまでに仕事を見つけたい人は11月中が勝負です!
(もし仕事が見つからなくても、それはそれで旅行やクリスマスを楽しみましょう!)
③1/7からシティーセンターにあるブリトー屋でトライアルがスタート。
仕事内容はレジでの接客と、ブリトーを作る。一週間働いたのち「速さがほしい」とお店側に言われ、PPSナンバーまで発行してもらったのに不採用。(シティーセンターのような忙しい場所では回転が命!なのです)
④1月末、新規オープンの日本食レストランの面接を受け、見事採用!
他の店舗でトレーニングを受け、2月の終わりから新しいお店で働いています。
このお話を聞いて正直に思った感想。
何度も挑戦するなおちゃんが素晴らしい!!
そしてその行動力こそがお仕事ゲットにつながっている!!
厳しいことを書きますが、アイルランドでの仕事探しは決して簡単ではありません。(ワーホリできる他の国より難しいと思います)
ですが、諦めずに探せば必ずお仕事は見つかります。
挑戦するということは、そこから経験が得られるということ。
なおちゃんも仕事を探し、トライアルをうけることでだんだんとコツをつかんでいったそうです。そして「この経験が自信にもつながった」と話してくれました。
なおちゃんに学ぶお仕事探しのコツ【カフェ/レストラン篇】
①仕事探しはCVを直接配るのとインターネットから。
どこのお店も快く受け取ってくれるので、初めは緊張すると思いますが笑顔で渡しましょう。その場で質問されるとトライアルによばれるチャンス!
またインターネット、Facebookも仕事探しに活用できます。
②トライアル期間は実力を存分に発揮するべし!
職種によりますが「英語」×「即戦力」が鍵です。
英語だけではなく、そのお店で何を求められているのか理解し行動できるかが採用のポイントになってきます。
③コネクションは大切に。
語学学校やイベントに参加して人脈を広げるとお仕事につながることがあります。
仕事や暮らしの情報を交換したり、困ったときにお互い助け合えるように私も日本人の方々とのつながりを大切にしています。
④ネバーギブアップ!!
トライアルで何度も断られ、悔しさと悲しさでどん底だったときもあったそう。それでも最後まで諦めなかったからこそ今の採用にいたり、結果的に多くのことを学べたなおちゃん。
私もつまずくことは幾度となく訪れましたが、それを乗り越えれば前よりちょっとだけ強い自分になってます!
挫けたらたくさん休息をとって、元気になったら再挑戦していきましょう!
英語学習に関して
スピーキングに力をいれたい方はできるだけ英語を話す機会を作る!
語学学校やホームステイのときは英語を話す環境が整っていますが、卒業したら自主的に機会を作らなければ英語力は向上しません。
アイルランドの日本食レストランは、経営者や労働者が韓国人や中国人なので、コミュニケーションとしてみんな英語を使って仕事をします。英語学習にもおすすめ。
なおちゃんは仕事とボランティアで英語を使う機会を自ら作っています。
英語学習におすすめの辞書アプリ。類義語や例文もでて便利。
なおちゃんにインタビュー
アイルランドでワーホリをしてみた正直な感想はどうですか?
正直に言うと、とにかく楽しみたいという気持ちが強い人にはアイルランドでのワーホリはおすすめできないです。 仕事探しがうまくいかない➡予定が決まらない(どこかから連絡が来るかもしれないから)➡お金がない➡旅行にも行けない➡家に閉じこもる➡ダブリン鬱という感じでした。 なので、やはり楽しみたいなら仕事が比較的見つかりやすい国が良いと思います。私の場合は最終的に今の仕事が見つかり、その達成感と合間をぬって旅行に行けたことで、「ここにしてよかったんだ、経験になったんだ」と自分に言い聞かせている部分もあると思います笑 良い点と悪い点をまとめると、つらい経験をしたことが今後の糧になるし、将来どんな仕事に就こうかなど、自分のパーソナリティや能力を見つめなおす期間にもなりました 。 あと面白い人との出会いは大きいですね。アイルランドにワーホリに来てる人、良い意味で変わった人が多くてとても刺激的でした。自分も頑張らなきゃと思えました。
アイルランドでワーホリをするメリットは何だと思いますか?
ヨーロッパへの旅行、ワークアウェイ(住み込み)
やファームステイなどたくさんの選択肢があります。 英語を勉強できる他の国と比較するとまだまだ日本人が少なく、治安も良いです。
一日だけの滞在も多く、安い航空券を探して旅行しています。
アイルランドのワーホリを通して、やって良かったなと思うことや、しておけば良かったなと思うことはありますか?
語学学校と並行してのホームステイは英語力が向上する時期なので、もう少し滞在してアイリッシュファミリーやホストメイトたちと過ごしても良かったなと感じます。 子どもたちに英語を教えるボランティアをしたり、トーストマスターズという世界で展開しているスピーチ団体のミーティングにゲストとして参加していました。 自分から何かしたいという気持ちで挑戦したことが、良い経験と思い出になりました。ダブリンにはおしゃれなカフェがたくさんあるので、お金に余裕があればカフェ巡りをもっとしたいです。
アイルランドでワーホリをしている人、これから来る人にメッセージをどうぞ!
良い経験になると思います。ハングリー精神でいっぱいの人、目標を見失わずにがんばれる人、 ヨーロッパが好きな人は是非! 色々とつらい経験を書きましたがそれも運次第。あなたのワーホリはもっと充実したものになるかもしれないですよ!本当に! 皆さんのワーホリ生活が、誰かの物差しではなく「あなたにとって」充実したものになることを願ってます。